くちばしコンサルティング

経営戦略を実現する、運用しやすい人事制度構築が得意です。

管理職向け

労政時報に寄稿しました。 フィードバック面談に苦手意識のある管理職への処方箋。

2019.4.28付 労政時報に「部下を納得・腹落ちさせるフィードバックのノウハウ」を寄稿しました。 多くの企業で人事考課・フィードバック面談が制度としてあります。しかし、得意だと思っている管理職は少ないものです。 何から手をつけていいか判らない・で…

会社が従業員に求めるものは給与支給項目に表れる

企業は毎月給与を支払います。法的には労働の対価ということになっていますが、実態は異なります。 あなたの能力に対して払っている?それとも成果?はたまた役割や年齢という考え方があります。それぞれについてメリット・デメリットを把握しておきましょう…

管理職は「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」のではないか。 その 2

前回は、人事マネジメントの原則における管理職の役割についてご説明しました。詳しくは前回エントリを見ていただければいいですが、管理職のスキルは以下4つだと言うことだけでも思いだしてもらえたらと思います。 ・経営層の示した方針を理解し、自身の組…

管理職は「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」のではないか。 その 1

タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない (原文:If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.) とは、レイモンド・チャンドラーが生み出したハードボイルド小…

作業は手でやらない方が早いし確実!(働き方改革無料セミナー第5回(全5回))

働き方改革セミナーシリーズ第五回。 いよいよ作業の効率化です。

業務を削減したあとは、「作業」を減らす!(働き方改革無料セミナー第4回(全5回))

生産性向上の為の施策については本当にたくさんあります。しかし、生産性向上のテクニックはたった3つに集約することが出来ます。 1.仕事を減らす2.手待ち時間を減らす3.作業を早くする この3つしかないわけです。 「仕事を減らす」については、今ま…

「業務削減をやろうとして上司に相談したら反対された」ときに取るべき戦略

皆さんが業務を削減したいと思って、上司とか周りの人に「この業務をやめたいと思う」と相談すると、反対してくる人は必ず居ます。 それは何故起こるのかについて考えます。 人間は得るより失うことを嫌がる生き物 人間の心理的な性質として「何かを無くすと…

働き方改革はECRSで進めよう

今までの2回のクラスで、皆さんには 「業務の棚卸」をし、「それぞれに年間何時間かかっているか」を計算して貰いました。 そして、「所用時間が長いものから手をつけると良い」という話をしました。 「まず効率化!」と思って働き方改革を始めた人たちと比…

生産現場は働き方改革のヒントの宝庫

我々ホワイトカラーの世界で「働き方改革」とか言われ出したのはここ数年の話です。それまでは言われたことを言われた通りやってきたし、仕事を“やらない”なんてもってのほか、「真面目にコツコツガンバるんやー」なんて言っていたずらに業務を拡大してきて…

業績を伸ばしたいなら、目標管理の評価基準から難易度は外すべき!

皆さんの会社では、目標管理制度は入っていますか?入っている会社では、どのように結果を測定しているでしょうか? 今日は目標管理制度の評価軸について考えてみます。 目標管理を数値化するプロセス 目標管理の達成度を評価するとき、各社様々な計算方法を…

目標を達成したいならとにかく目標を細かくするべき

最近めっきり寒くなり、そろそろ12月。 新年に立てた目標は達成できそうでしょうか? 今日は目標達成の為のTipsということで、仕事でもプライベートでも使える目標達成のポイントについて書きます。

目標は未達成に終わり、意思疎通は失敗する。なのに、仕事をしている風に見せる悪魔の言葉?

皆さん、目標は達成できていますか? また、仕事を誰かに依頼したとき、「思っていた通りだ!」というアウトプットを確実に貰えていますか?実は、「目標管理が失敗する」のと「相手との意思疎通に失敗する」のには、ある共通した原因があります。

「5段階評価ならみんな3」を防ぐ、簡単な方法と本格的な方法

人事制度について相談を受けていると、必ずと言って良いほど出てくる相談があります。それは「うちの会社は評価が中心に偏ってしまうんです」というものです。これは、人事考課をするときに陥りやすいミスの一つで、「中心化傾向」というものです。具体的に…

「成果に報酬を設定しても、成果が向上しない」ということが起る理由

「最近の若者は、金銭に対する報酬の感度が低い」とよく言われます。その理由に「生まれてからお金に困ってこなかったからハングリー精神が無いんだわ」と。 しかし、ハングリー精神があろうと無かろうと、成果に対する報酬に反応しないケースがあります。

無能な上司が生まれる理由。それは「出来る人を昇格させる」から

将来、全役職者は無能で埋め尽くされるという、“ピーターの法則”というのがあります。 1. 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。2. 時が経つにつれて、人間はみな出世して…

「『部下を叱ると部下は発憤するし、部下を褒めると部下はたるんで業績が下がる』から、部下は褒めずに叱るべき」と考えてしまう理由

部下を持つ人と話をしていると、よく「研修では部下を褒めろ褒めろって言われますけど、部下って褒めたら成績が下がることって結構多いと思うんです」というご相談を頂くことがあります。なるほど確かに、良い成績を出した部下を褒めると部下の心に甘えが生…

パワハラ並に部下のモチベーションを低下させる、上司がやってしまいがちな行動とは?

あなたが、上司から頼まれたレポートを上司の席まで持っていく。上司はレポートを読みもせずシュレッダーに掛ける。そんなことをされたら普通の人は怒りますよね。自制心の強い人なら怒らないでしょうが確実にやる気は無くします。当たり前のことです。多分…

部下に具体的に仕事をお願いすると、離職率が下がり業績が上がる理由

従業員が退職する理由の代表的なものの一つに、「会社が自分のことを評価してくれない」というものがあります。似たものには、「上司は自分のことを観てくれていない」とか「上司がバカだから私の活躍が理解できないのだ」とか、一番マイルドなものでも「上…

トレードオフ思考を身に付け、選択に覚悟を持とう

最近、優先順位付けについての研修を行ないました。今日はちょっとその話を。 皆さんは普段の業務をどんな順番でやっていますか? ・仕事を依頼された順番に取り組む?・期日が迫った順に取り組む?・成果が出そうな順? しかし、どれも不都合が出そうです。…