会社が従業員に何を求めているのか、給与明細の支給項目を見れば判るかも知れません。
企業に限らず、何かにお金を払うということは、それに価値を見いだしているということが言えます。家電にせよお菓子にせよ体験にせよ、「それが良い・欲しい」と思ったからお金を払っているわけですよね。
そして、人件費は従業員に居て欲しい(それによって儲けられると考えて居る)から払っている訳です給与の支給項目は更に以下の4つに分けることが出来ます。
給与支給項目を大別すると
給与支給項目を大別すると以下4つになる
1.年齢や勤続によって決まる給与
2.職務を遂行する能力によって決まる給与
3.職務や役割などによって決まる給与
4.業績や成果によって決まる給与
*1~4を全てごっちゃにして“基本給”という名目にしている企業もあり
*その他法定で支払わなければならないもの(残業代とか)などもあり
人事制度、とくに等級から評価→報酬の制度を作るときには、何らかの軸が必要です。何の根拠もなく給与を支払う訳にはいかないので、上記4つの中から何を軸にするかを最初に考えます。
「○○が増えたら給与を増やす」と言うことを連動させる仕組みを作ることによって、従業員に対して○○を増やして欲しいということを伝えるわけです。
だから、給与支給項目を見ればあなたのへの給与が
「あなたの年齢や勤続に対して支払われている」のか
「あなたに職務を遂行する能力があると思うから支払われている」のか
「あなたに任せている職務や役割に対して支払われている」のか
「あなたが上げた業績や成果に対して支払われている」のか
が判るわけです。
これらを4つ全て説明すると非常に長くなってしまったので、この記事を目次に、4つに分割して掲載します。
読み方
一般社員の方・非人事管理職の方
一般社員の方は「へぇ」と思いながら読んでいただければ良いです。
経営者の方・人事担当者
人事担当者や経営者の方は自社の支給項目を参考にしながら「本当に支給名目はこれでいいのか?」ということを考えながら読んでもらえたらと思います。
1.年齢や勤続によって決まる給与
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2.職務を遂行する能力によって決まる給与
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3.職務や役割などによって決まる給与
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4.業績や成果によって決まる給与
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*公開日は僕のプライベートや仕事の予定の詰まり具合、その他の記事を書きたくなった等の理由で遅れることがありますのでご容赦ください